金曜日の洗濯物の量は半端ではない。
家族分の普段着に加え、小学生3人がそれぞれに学校で使う体操着を持ち帰ると、洗濯機は満タン、物干し場も満員御礼だ。
そこへきて、先週は3人共給食当番の週だったようで給食着も3セットやってきた。
ミラクル(笑)
少子高齢化の世の中において、3人も子育てさせてもらっているのだ、有り難いに違いない・・・と自分に言い聞かせ、洗濯機を回し、干し、アイロンをかける。
三兄弟との毎日は、綿密に立てたはずの私の計画がむなしく崩れる去ることが多い。新しい服ほど汚すし、部屋を片づけてもキープ数分。キッチンには手伝いという名のおじゃま虫がいる(笑)
産後のホルモンバランスが安定しない頃は、その「当てにならない」毎日と定まらない自分の感情とで苛立つこともしばしばだったが、繰り返すこと数十、いや数百回(もっとかも)で、ふと、そもそも当てになるものなんてないことに気が付いた。
気が付いたというより、思い出した。
私がこれまでに聞いてきた内容は、「そもそも当てにならない自分の思いに執着して、振り回されている自分の姿であり、その私の姿を哀れんでくださって、本当の拠り所をいつも願い続けてくださるはたらき」のことだったではないか。
しかし、気付いてもすぐ忘れる愚かな我が身。子どもの成長にも、喜んだその瞬間からもっともっと…と思う強欲な私。
今日も満員御礼の洗濯物が説法している!! 南無阿弥陀仏。