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永寶山 浄敬寺
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お知らせ

ブログのタイトルを…

  • 2020年6月25日2020年6月25日
  • by jyokyoji

ホームページを開設する前、「小僧☆はるかの気まぐれ日記」というタイトルで、浄敬寺の年中行事や家族の出来事、仏教、親鸞さまのお話を20代前半から書いてきたのですが、ヤフーブログの閉鎖に伴い一旦区切りを打つことにしました。そして、改めてホームページ゙内で書き始めたわけですが、「小僧」という歳でもなくなったにも関わらず、「小僧」というネーミングに馴染みすぎて、「お母さん僧侶はるか」が何だかしっくりこないのです。母になってから三条別院のイベントにて「ママ僧侶」の愛称をつけていただいたこともあるのですが、三兄弟の成長と共に「ママ」もちょっとした違和感が…。

ちなみに、私が一番しっくりくるのは「姉ちゃん」です(笑)三姉妹の長女でしたので、御門徒の皆様にも「お寺の姉ちゃん」と声をかけてもらい、育てていただいた「姉ちゃん」への愛着が未だ抜けません。

そんなこんなで悶々と考えること数日。これから末永くお付き合いできそうなネーミングに変更することにしました。

仏事の際に拝読することの多いお経『仏説阿弥陀経』の中に、極楽浄土の功徳(はたらき)を説いている一説があります。浄土の池に咲く蓮の花は、大きさは車輪のようで、青い花は青く、黄色い花は黄色く、赤い花は赤く、白い花は白く、美しく輝いている…というのです。

このことについて、元同朋大学の教授・廣瀬惺先生は著書の中で、「水で表されておりますものは、感情でしょうね。(中略)純粋な生活感情でしょう。」と記されています。私たちの感情は生きている限り激しく波打ち、喜びや幸せを感じることもあれば、時に底知れない悲しみを抱えることもあります。そんな私たちを、とらわれた価値観から開放し、個性いっぱいありのまま救ってくださる極楽浄土の功徳を示している一説です。

私たちは関係を生きています。みんな誰かの息子や娘であったり、父や母であったり、夫や妻であったり・・・。

そして、その立場や時々で感情も様々に動いています。

それぞれに個性を輝かせながらも、喧嘩しない、混ざらない、そのままで認め合える世界があるのだということに、驚いたのです。

なんてカラフルで美しいのだろう!!

一人一人が色とりどりに輝く世界を願って、日々の色々な出来事を書き綴りたくて、タイトルを「カラフル」に決めました。

お寺の姉ちゃん=三兄弟母ちゃん=浄敬寺准坊守のブログ「カラフル」を今後ともよろしくお願いいたします。

お仕事

浄敬寺当院(夫)の…

  • 2020年6月15日2020年7月28日
  • by jyokyoji

今日は、浄敬寺の当院(とういん…この辺りでは次期住職を当院と呼びます。地方によっては若院とも言いますし、役職で言うなら副住職です)の話をします。

まず簡単な私たち夫婦の経歴から・・・。

夫・卓(たかし)は、現在46歳。浄敬寺の当院ですが、現在は兼業で出雲崎町の良寛記念で館長として勤務しています。新潟市北区(旧豊栄市)のお寺が生家で、私…ブログ管理者のお母さん僧侶・晴香の夫。私は浄敬寺の住職・坊守夫婦の元に生まれ育ててもらい、学生時代は京都の大谷大学で過ごした跡取り娘です(婿取り娘とも、家付き娘とも言うらしいですね)。つまり、夫・卓はお婿様です。跡取り・家付き、お婿様といえども、私たち夫婦はどちらの生まれ育ったお寺も専業で運営する規模ではなかったので、お互いの父親はかつて地方自治体の公務員(今は還暦も過ぎ専業で住職です)。私たちもまた、それぞれ雇ってもらって仕事をしていた経験がある夫婦です。

さてさて、今日の話題の人物、永寶卓(ながとみたかし)。

一般大学を卒業後、学芸員として長野の美術館に数年勤務した後、京都の大谷専修学院で学び、新潟市内のお寺の法務員として勤めている間に、妻・はるかにつかまり(笑)結婚・退職。義父(晴香の父)の退職により、押し出し式!?で、新潟市の寺院に再就職して約5年勤務の後、長男小学校入学に合わせて自宅から通える現在の仕事に就きました。

結婚して子育て期に入り、「背に腹は代えられない」状況の中、タイミングよく募集があり、進めてくださった知人がいて出会った仕事が、現在の出雲崎町良寛記念館での学芸員のお仕事です。

良寛さまといえば、書家・歌人として有名な禅宗のお坊さんですが、特に晩年は地元の真宗門徒との交流が多くあったようで、南無阿弥陀仏のお念仏の教えに通じる歌や書がたくさん遺されています。浄敬寺との二足の草鞋でもこれなら勤まるのでは…と勢いで決めたこともあって、慣れるまでは大変だったようですが、ここ数年、なかなかいい仕事をしているじゃないの…と、身内ながら思わされています。

夫はよく、良寛さまの歌に込められた表の意味と裏の意味の話を聞かせてくれることがあります。自然を表現した美しい歌に魅かれる方が多く、語り継がれる人柄にファンも多いようですが、仏教を学んだ視点で読み解くと、そこに記されている真実や、仏の教えを尊ぶ良寛さま姿勢に新しい発見があるようです。

そんな仕事場で、最近の大発見があったとのこと。伊達政宗の書簡が見つかったのだそうです。これは新聞にも取り上げていただきました☆良寛さまの話じゃなくて申し訳ない(汗)

公立の施設ならではの「先祖の蔵を整理しようと思ったら大量の古文書が出てきたから、読めます?(*ごくごく簡単に表現しています)」とのことで、持ち込まれた資料の中の一通だったようです。

美しい花押が目に留まって、どこかで見たような・・・と。

DSC_1735

夫・卓、歴史や戦国武将の話が好きです。息子と語りだすと、少々マニアックな会話に、私は「・・・」となることもしばしばでしたが、知識も経験も、無駄なことなんてひとつもない!!

仏教の視点で読み解く良寛さまの話は、また何かの折に。

移動や観光がなかなか難しい時期ですが、静かにゆっくり鑑賞する美術館なら、気分転換によいかもしれません。ぜひお出掛けくださいませ。

出雲崎町良寛記念館 http://www.ryokan-kinenkan.jp/

仏教・真宗

法話動画視聴のオス…

  • 2020年6月6日2020年6月6日
  • by jyokyoji

新型コロナ感染症による自粛で様々な行事が中止や延期が続く中、昨年度末より法話の動画配信を行ってくださった方々がおられました。

私は・・・浄敬寺の定例会や行事、お声掛けいただいた会でお話をさせていただくことありますが、お恥ずかしながら、お会いしたことのない方々や不特定多数の方々へのお話をお届けできるほどの知識も度胸も、そして機械的な技術も間に合いません。

・・・ということで、本山・真宗本廟(東本願寺)や有志の会が立ち上がり、先生方の法話を動画配信してくださっていますので、「私も聞きたいご法話の動画配信」をご紹介します。

明日、6月7日(日)午後8時からは、齊藤研先生のご法話です。三条教区では勿論全国的にご活躍で、昨年まで10組(地域ごとに分かれていて柏崎刈羽地区は三条教区10組です)の坊守研修会にもご出講いただいていました。

6月7日(日)午後8時から 齊藤 研 師 講題「真実の善智識」

https://www.youtube.com/watch?v=xROErrIUVHI

大河は桶狭間の戦いだそうですが、そちらは予約録画か再放送にしていただいて(私も今回は録画!)、スマホで見辛い、Wi-Fiがないから通信料が心配、パソコンがない、視聴方法分からない(←私の母・坊守)という方のために、お寺の庫裡ででっかいスクリーンに投影する準備もしております。ぜひぜひ一緒に聴聞しましょう。

三兄弟母

『シビ王と鳩と鷹』…

  • 2020年6月5日2020年6月6日
  • by jyokyoji

古くからインドに伝わる、お釈迦様がこの世に誕生される前のお話(ジャータカ)に、仏典童話として親しむことができます。

その中の「シビ王と鳩と鷹」というお話があります。

シビ王は心のやさしい王様でした。ある日、一匹の鳩が飛び込んできました。聞くと鷹に追われて逃げてきたといいます。王様が鳩を隠まって助けようとすると、次に鷹が飛び込んできて鳩を渡してほしいとのこと。聞けば、その鳩を食べなければ自分は死んでしまう…と言うのでした。

そこで心の優しい王様は、鳩と同じ重さの自分の体の肉を渡すから諦めてくれと交渉します。鳩を天秤に乗せ、もう片側に自分の足から肉を削ぎ落して乗せる。でも釣り合わない。

肉を増やす…釣り合わない。足を切り、手を切り、見た目には鳩よりも明らかに重そうなのに、やはり釣り合わない。

そこで王様、自分がまるごと乗ってみる。すると、鳩とちょうど釣り合った。

身体の大きさ・重さではなく「いのち」の重さは一緒なのだ…そう覚ったとき、「あなたはきっと仏さまになられるでしょう」と、鷹が神様の姿になった。

・・・というお話です。

4月、全国一斉休校になる前のこと。ピカピカの一年生として小学校に通い始めた息子はちょっと不安な気持ちを抱えながらの毎日。ちょうど同じころ、境内をテリトリーに子育てを始めたカラスがいました。

生き物を見つけたらとりあえず飼ってみる3兄弟は、休み中に見つけたニホントカゲ2匹を(そこそこ)大事に飼っていました。

息子の登校直前にカラスが不穏な動き・・・何と、日光浴させていた大事なトカゲをカラスがくわえて飛び立つところではありませんか!!!大声を出して追いかけるも、カラスは飛んで行ってしまいました。

当然のことながら、息子大泣き。そして、「カラスなんて殺してやるーーーっっ」と、親としては自分の耳と息子の口を塞ぎたくなる暴言。

その後、私が学校まで付き添い、泣きながら登校。事情を話して先生にお願いしてきました。

その日は半日登校で、ドキドキソワソワしながら息子の帰宅を待ちました。帰宅後は少し落ち着いた様子で、「仕方がない。トカゲは可哀そうなことをしてしまった。カラスは…取りに来ないようにカラス除け作ろう」とつぶやいた息子。

いのちの重さは一緒…とまでは悟れなくても、その次の日にカラスの本を借りてきて読んでいたところを見ると、カラスにはカラスの事情があることを何となく知ったのかもしれません。そして、普段何気なく見ている生き物でも境遇次第で「殺してやる」とまで言えてしまう自分の心の在り様も少し見えたかな。

学校という気持ちを変える場があったこと、「それでも学校に来てくれたんだね」と玄関で迎えてくださった先生に感謝しながら、気持ちが落ち着いた後に「シビ王と鳩と鷹」のお話をしたのでした。

理不尽なこと、悲しいことも大事な経験。自分が楽しんでいるところで、犠牲にしてしまったいのちがあったことも、大事な気付き。「ごめんなさい」が言えたら、少し見え方が変わるのかもしれませんね。

日記

『自粛期間中のこと…

  • 2020年6月3日2020年6月3日
  • by jyokyoji

6月から全国的に学校が再開。柏崎市は5月半ばから、一週間の分散登校を経て学校給食がスタートし、我が家の小学生三兄弟も登校再開しました。学校での生活スケジュール、活動内容、給食の際の配膳等々、厳重に注意をしながら進めていただいているようで、関係各所・先生方に感謝しつつ、お母ちゃんホッと一息です。まだまだ気を張りながらの日常ですが、全国のお父さん・お母さん・おじいちゃん・おばあちゃん、日々本当にご苦労様です。子どもたちもよく耐えました!!

長い休校中そして半日登校中、毎日3人の子ども達に宿題や家庭学習を促しながら、三食作って食べさせる生活はなかなかのもので、育児とちょっとした家事や寺の雑務をこなして、過ぎてみればあっという間でした。

コロナ禍・・・とは言われますが、子どもたちの学習面でのつまづきを発見し、じっくり好きなことをやらせてあげられる時間も取れたので、貴重な期間でもあったように思います。諺にもあるように、全部が全部「わざわい」ということでもありませんでした。

さて、5月19日は本来ならば浄敬寺のもっとも大事な年中行事「報恩講お引上げ」をお勤めする日でした。 報恩講とは親鸞聖人の御命日のお勤めです。本当の親鸞聖人の御命日は11月28日ですが、各寺院では「お引上げ」や「お取り越し」といい、それぞれ設定した期日に前もってお勤めします。

そして、御本山・真宗本廟の御正忌(11/28)を迎えします。御門徒の皆様には秋・10月8日(木)に延期ということでお知らせさせていただきましたが、当日は密を避けてこっそり本堂でお勤めをしました。浄敬寺のお引上げは、今から28年前の本堂の落慶法要の日を記念日としてお勤めしてきました。住職・坊守、そして御門徒の皆様の願いが成就し、本堂落成の法要をお勤めできた喜ばしい日。来年はこの日にまたお勤めできますように願っております。

日々のニュースを見ていると、少し収まったようにも思えますが、第2波の報道もあります。対面で語ることのできないストレスでしょうか、悲しいニュースもありました。引き続き、三密注意・うがい手洗い励行、お部屋も心も換気しながら、お身体大切にお過ごしください。

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