6月から全国的に学校が再開。柏崎市は5月半ばから、一週間の分散登校を経て学校給食がスタートし、我が家の小学生三兄弟も登校再開しました。学校での生活スケジュール、活動内容、給食の際の配膳等々、厳重に注意をしながら進めていただいているようで、関係各所・先生方に感謝しつつ、お母ちゃんホッと一息です。まだまだ気を張りながらの日常ですが、全国のお父さん・お母さん・おじいちゃん・おばあちゃん、日々本当にご苦労様です。子どもたちもよく耐えました!!
長い休校中そして半日登校中、毎日3人の子ども達に宿題や家庭学習を促しながら、三食作って食べさせる生活はなかなかのもので、育児とちょっとした家事や寺の雑務をこなして、過ぎてみればあっという間でした。
コロナ禍・・・とは言われますが、子どもたちの学習面でのつまづきを発見し、じっくり好きなことをやらせてあげられる時間も取れたので、貴重な期間でもあったように思います。諺にもあるように、全部が全部「わざわい」ということでもありませんでした。
さて、5月19日は本来ならば浄敬寺のもっとも大事な年中行事「報恩講お引上げ」をお勤めする日でした。 報恩講とは親鸞聖人の御命日のお勤めです。本当の親鸞聖人の御命日は11月28日ですが、各寺院では「お引上げ」や「お取り越し」といい、それぞれ設定した期日に前もってお勤めします。
そして、御本山・真宗本廟の御正忌(11/28)を迎えします。御門徒の皆様には秋・10月8日(木)に延期ということでお知らせさせていただきましたが、当日は密を避けてこっそり本堂でお勤めをしました。浄敬寺のお引上げは、今から28年前の本堂の落慶法要の日を記念日としてお勤めしてきました。住職・坊守、そして御門徒の皆様の願いが成就し、本堂落成の法要をお勤めできた喜ばしい日。来年はこの日にまたお勤めできますように願っております。
日々のニュースを見ていると、少し収まったようにも思えますが、第2波の報道もあります。対面で語ることのできないストレスでしょうか、悲しいニュースもありました。引き続き、三密注意・うがい手洗い励行、お部屋も心も換気しながら、お身体大切にお過ごしください。