毎年春の報恩講を延期いたしまして、心配しておりましたが、10月8日(木)、無事にお勤めすることができました。
坊守の生きがい(本人談)のおときがご用意できず、衛生面への配慮等々、慣れないことに試行錯誤ではありましたが、無事に報恩講をお迎えすることができ、今年初めて参詣してくださった方もおられ、一同心より喜んでおります。
新潟市よりお越しいただいた今泉温資先生の熱のこもったご法話に、力をいただかれた方も多っかったことと思っています。
親鸞聖人の御命日のお勤めである報恩講(ほうおんこう)は、真宗門徒にとっては一年の節目です。
感動だけ、喜びだけに終わらず、深く広いご恩を感じながら、今ここから新たな一歩を踏み出していけたらと思っております。
昨年に引き続き、ビオラ奏者の村井さんから演奏していただき、素敵な音楽に胸がいっぱいになりました。
そして、皆さんの音楽を聴かれている穏やかなお顔を拝見しながら、声明(お釈迦様や宗祖のお言葉に節をつけて音楽のようにいただくことを「しょうみょう」と言います)を志す者として、密かなライバル心を燃やした私です(笑)
心地よくて、これこそお浄土の響きという「声」を届けたいのです。。。
今日からまた、精進&研究します!!!
勤行中の写真がないのは、私(准坊守・晴香)もお勤めしておりまして、母に頼んだのですが・・・「あ、しまった」だそうです(笑)お許しを。
ご参詣の皆様、スタッフとしてお手伝いしてくださった方々に心より感謝申し上げます。