浄敬寺の歴史は、明応2年(1493年)加州宮ノ腰(現在の石川県金沢市金石)にて蓮如上人の教えを受けた「教信」が小さな庵を築いたところにはじまります。
寛永2年(1625年)、「道慶」が北陸の地から現在の柏崎の地に移転し堂宇を建立、翌年寛永3年に東本願寺から「浄敬寺」の寺号を認められたと記録されています。
数年の内に火災により焼失したと考えられ、浄敬寺の御本尊(阿弥陀如来立像)は、寛永10年に道慶の子・「龍嘉」の御裏書があります。
浄敬寺御門徒には、北陸の地から「道慶」とともに柏崎に移転してくださった方々がいらっしゃいます。熱心な御門徒に支えられ、今日まで法灯をつないでいます。